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Vol114■信州の「未知」を開拓しよう!

10月から始まった大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」も残すところあと1カ月。
「週刊信州」では、みなさんに信州の“未知なる魅力”を知っていただき、ぜひ足を運んでいただきたい!と、数々の見どころやおいしいものをご紹介してきましたが、まだご紹介できていないものがたくさんあります。
今回は、信州の北と南で1ヶ所ずつ、選りすぐりのスポットをご案内しましょう。


しめ縄飾り?いえいえ立派な道祖神様です


この一風変わった姿をしているのは、長野市の大岡地区にある「芦ノ尻道祖神」。「道祖神」と刻まれた石碑に、しめ縄で飾りつけがされているとっても珍しい道祖神で、県の無形民俗文化財に指定されているんですよ。そうそう、長野オリンピックの開会式にも登場しましたね。
飾りつけが行われるのは、毎年1月7日の道祖神まつり。この日に芦ノ尻集落の家々で使用されたお正月の松飾りのしめ縄が集められ、目、鼻、口、眉、髭、冠などを持つ神面が作られて、石碑に飾りつけられます。

ご覧のとおりずいぶんと威厳のある顔立ちですが、これにはちゃんと理由があってのこと。周囲の村から“悪霊”や“はやり病”が入り込まないようにと村境で睨みを利かせているんだとか。
信州には、野沢温泉村の「野沢の火祭り」等、珍しい道祖神まつりがありますが、ここ大岡地区の道祖神まつりもとってもユニークです。

☆野沢温泉村の道祖神まつりについてはこちらをどうぞ≫週刊信州Vol.71特集(パソコン・携帯兼用)

芦ノ尻道祖神についてはこちら≫(パソコン用)
長野市大岡地区周辺の観光についてはこちら≫(パソコン用)

芦ノ尻道祖神から車で数分、大岡地区のすぐ隣の麻績(おみ)村では、ちょっと変わったご当地グルメ「こねつけバーガー」が味わえますよ。
これは、ご飯と小麦粉を合わせ、みそなどで味をつけて焼いた地元の伝統食「薄焼き」をパンの代わりにしてハンバーグを挟んだもの。薄焼きのカリッとした食感とハンバーグのジューシーな食感が絶妙にマッチしていて人気です。


こねつけバーガー(1個400円)には、地元産の野菜がふんだんに使われている

こねつけバーガーについてはこちら≫(パソコン用)

次にご紹介するのは、南木曽町の妻籠宿にある「脇本陣奥谷(わきほんじんおくや)」。
「木曽十一宿」のひとつである妻籠宿は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」となっていて、江戸時代の宿場の町並みが今なお残されている人気のスポット。中でも国の重要文化財に指定されている脇本陣奥谷は見どころいっぱいです。

☆木曽十一宿についてはこちらをどうぞ≫週刊信州Vol.54特集(パソコン・携帯兼用)

脇本陣奥谷は、江戸時代には庄屋役、明治時代には村長を務めた旧家「林家」の住宅。江戸後期から明治初期にかけて建てられた主屋や文庫蔵などが町の博物館として公開されています。特に主屋は、近世以来の町家形式の伝統を踏襲しつつ近代の造形や意匠が盛り込まれていて、とても価値の高い建築物なんですよ。


冬の晴れた日、高い格子から差し込む日の光が囲炉裏の煙にゆらぐ。冬限定の美しい光景
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