是より木曽路

遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

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木曽町三岳の滝と油木美林めぐり

雨上がりの5月下旬、木曽町三岳にある複数の滝と、この滝を入口とする油木美林を訪れました。

この日は当日の朝まで、激しい雨が降っていて、とても自然をめぐる天気ではありません。
しかし、三岳に入る頃には雨も上がり、残雪をいただいた御岳山が目に飛び込んできました。



まずは「こもれびの滝」。
油木遊歩道の入り口から5分ほど入ったところに、穏やかながら朝まで降っていた雨をしっかり流したその滝はありました。
滝に近づくと、水しぶき(これがマイナスイオンを含んでいます)が心地よい。



こもれびの滝からまた数分奥に進むと、今度は落差30メートルほどの「不易の滝」がありました。
この滝の名前の由来は、太古の時代から「容姿をかえぬ」ことから。繊細さとダイナミックさを兼ね備えたこの滝は、まさに滝行にふさわしいかも?



マイナスイオンをしっかりと浴びたら、今度は「油木美林」に。
上松町の赤沢美林(自然休養林)は森林浴発祥の地として全国的に有名ですが、油木美林もなかなかのもの。歩道の登りはかなりきつく、息を切らしながらの歩行でしたが、中腹まで来ると、樹齢300年を超えると思われるヒノキやサワラや目通り3メートルを超えるダケカンバなど、勇壮な樹木群が迎えてくれました。







木陰で昼食を食べた後、来た道を戻り、今度は一歩一歩着実に下山。ちょっと足を踏み外したものなら、まっさかさまに落ちてしまいそうな帰路。雨上がりの帰路はくれぐれもお気を付けください!



長い下り坂を降りてほっと一息すると、足元には「ヨブスマソウ(ウドブキ)」がありました。ヨブスマソウは山菜の王様とも言われ、県北部には大産地もあるそうです。



その後、「松尾滝」、「大祓(おおはらい)滝」、「日の出滝」をめぐり、帰路に。

【松尾滝】

【大祓滝】

【日の出滝】


帰路で何気なく木曽駒ケ岳を眺めると、何と雪形が残っていました。この雪形は「蛇の口」と言って、蛇が左を向いて大きくかま口を開けているものだそうです。


【雪形・蛇の口】


次回の滝めぐりは、是非とも、油木美林のまたその奥にある「百間滝」(油木美林屈指の名滝)を訪れてみたいと思います。


この日は、森林の豊かな恵みと、マイナスイオンを全身に浴びた木曽町三岳の資源発掘となりましたが、滝を見るときは、「雨上がりが一番」ということがよくわかりました。

ですが、「雨上がりの下り坂」にはくれぐれもご注意いただき、梅雨時の森林浴を満喫してください!


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