是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

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赤カブ活用料理を試作してみました

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(写真1)さてとお味は?

農地整備課のT,S@自称料理人です。

当ブログで「自称料理人」などと見栄をきりましたら、ある日木曽農業改良普及センター所長からお呼び出しをいただきました。

そこで所長から、所の皆さんの前で、私に極秘の指令が与えられました。(何のこっちゃ?)

「スンキが有名になって、生産量も増えているけれど、蕪菜の葉っぱはスンキになって売れているが、蕪の部分の売れ行きイマイチなので、蕪の部分(赤カブ)を活用した料理の提案を考えていらっしゃい!」とのこと。

更に、赤カブ以外の食材もできるだけ木曽の産品を使うこと・・・とな。

そこで木曽一年生の私が週末に帰宅した際に(単身赴任なんで)こんな料理を試作して「遊んで」みました。

但しこれを試作したのはまだスンキのシーズン前でしたので、赤カブは日義の道の駅にある農産物直売所で、年中ある赤カブ漬けを買って代用しました。

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(写真2)なんで鶏肉なのよ?

まずは、お安い胸肉を半分に開き、木曾福島にある「小池糀店」のピリカラ糀を塗り込み、ラップでくるんで半日以上冷蔵庫で寝かせます。こうすると、胸肉が柔らかくなるのと、糀の風味が移って、安い胸肉が超ウメ~食材に変身します。

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(写真3)次は何をしておる?

小池糀店のピリカラ糀は、そのままご飯のお供にしてもバッチリですが、このようにお肉全般にも良く合います。

胸肉に糀の風味が染み込んだものに、流行りの低温調理法で火を入れます。と言っても、ラップにくるんだままの胸肉を鍋に入れ、浮き上がらないようにお皿を乗せて、上から熱湯に浸し、20分間放置するだけです。(火にかけてはならぬぞえ!)

20分経ったら鍋から出して、自然に冷ませば、あ~不思議に、パサパサになりやすい胸肉がシットリやわらか~く仕上がります。(ウ~ン、うちの奥様の湯上り肌のようだ・・・と言ってみたい。)

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(写真4)材料を揃えますね。

赤カブはシンプルに千切りにしたものと、それをかき揚げにしたものを用意しました。

Aコープで買ったブナシメジは以前ご紹介した開田のアイスクリーム屋さんのスンキ菌ヨーグルト「スンキー」で和えてみました。シーズンになったら本物?のスンキのみじん切りと和えても良さそうです。

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(写真5)まずはかき揚げバージョン

こんな感じで盛り付けてみました。蕎麦は当然、開田高原の霧しなさんの「元祖乱れづくり・木曽路御岳そば」を使います。赤カブと食感の差を引き出すように若干長め(柔らかめ)に茹でます。

これにそばつゆを添えて、ざるそばスタイルでも、ぶっかけそばスタイルでもOKです。

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