♪♪高い山から谷底見れば　瓜やなすびの花盛り♪♪

皆さまこんにちは！
木曽谷で歌い継がれている祝い歌「高い山」を歌いながら練り歩く『花嫁行列』が、王滝村でひさびさに行われました！

花嫁行列は村の伝統的な婚礼行事の一つですが、この６０年間は行われなかったそうです

近年は、村外の式場等で挙式する人が増えたことや、村内で挙式をしても自動車で移動するなど、理由は様々あるようですが、久しぶりの行列に多くの方々がお祝いに駆けつけていました。

６０年ぶりということで、今回の出発地点である花嫁さんの実家の前には、近所の方々のほかに、新聞、テレビ、ラジオの取材陣が新郎新婦の登場を、今か今かと待っていました。

まず、家の前で「高い山」を歌い、花嫁行列がスタートです。
和装と和傘の組み合わせがとても素敵で、水が豊富な王滝村を象徴するような風景となりました。

行列は、披露宴会場までの道のりを親族や友人と一緒に「高い山」を歌いながら歩きます。
途中沿道からは、「おめでとう」「きれいだよ」といった声が飛び交い、その度ににこやかに会釈をする二人が印象的でした。

後ろから見るとこんな感じ

途中の公民館で、民謡保存会を中心とした大勢の方々の、歌と踊りの祝福を受けました。

ちなみに今回の行列は、明るい話題で村を盛り上げたいとの思いから新郎新婦が発案し、地域おこし協力隊の高尾康太さんと連携して企画したそうですよ！！