しあわせ信州移動知事室２日目、１月１４日（水）の午前中、駒ケ根市にあるおひさま助産院で、助産師会と知事との懇談が行われました。
懇談には助産院を利用した３組の母子と、長野県助産師会上伊那地区の４人が参加しました。

 母親との懇談では、以下の声が上がりました。

「思うように母乳があげられず、精神的に追い詰められた。」

「退院後、自宅ではじめての赤ちゃんと向き合い、どう育てたらよいのか常に不安であった。」

「核家族で実家が遠いため、産褥期の母体を大切にしなくてはいけないと思っても、つい無理をしてしまう。」

「助産院できめ細やかな産後ケアを受け、身体が休まっただけでなく、育児の不安が消え、家でも何とかなるという自信ができた。」

知事は、赤ちゃんを抱きながら、お母さんの訴えに耳を傾けていました。

赤ちゃんも、リラックスして良い表情です。

助産師会からは、「地域における切れ目のない妊娠・出産支援の強化は、少子化対策につながります。助産師による産後ケア事業に県の支援をお願いします。」と、先進地域の事例をふまえた事業提案がありました。

（伊那保健福祉事務所　総務課）

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