井月さんのこころ　シリーズ　その５３
　日脚が更に伸びて18日（火）から春の彼岸に入りました。
　21日（金）が春分の日、彼岸の中日です。
　伊那市の日の出は５時51分、日の入は18時01分です。
（海上保安庁海上情報部「日月出没計算サービス」で伊那市役所の北緯35度49分、東経137度57分で算出。標高や地形を考慮せず。）

　いよいよ明日23日（日）伊那谷に春を告げる「春の高校伊那駅伝」が開催されます。
　今回で、男子は第37回、女子は第30回を迎え、長野県内の高校と全国各地から多数の強豪校が参加し、熱戦が繰り広げられます。応援しましょう！
　エントリーは男子129チーム、女子71チーム、合計200チーム。
　長野県の新人大会として始められた大会だそうですが、現在では都大路を走る12月の「全国高等学校駅伝競走大会」の前哨戦として常連校の多くが参加する全国的な大会になりました。
　
【期日】平成26年3月23日（日）
【女子スタート】10時00分
【男子スタート】12時05分
【コース】
　女子の部　伊那市陸上競技場発着～伊那北折返し～西春近柳沢折返しコース　　（21.0975km）
　男子の部　伊那市陸上競技場発着～高遠町商店街折返しコース　　（42.195km）

　昨年のブログ記事をご覧ください。
　　～都大路への道～　春の高校伊那駅伝（第29回女子編）

　さて、春の訪れが遅い伊那谷でも、動物たちが活発に動き始めています。

　そんな季節を詠んだ井月さんの句をひとつ。

　　長閑さや鳥影のさす東窓　　井月

　以下、この句の評釈について、井上井月研究者である竹入弘元氏の「井月の魅力　その俳句鑑賞」（ほおずき書籍）から引用させていただくと・・・、