い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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急げ、紅葉前線急速降下中! 南アルプス林道を歩く

 みなさんこんにちは、上伊那魅力発掘探検隊の旅人Mです。
 今日は、上伊那地域の紅葉情報をお知らせします。
 去る10月20日(土)、伊那市長谷から山梨県に抜ける南アルプス林道バスの長野県側の終点、北沢峠の紅葉の様子を探索しに行ってきました。

 


 南アルプス林道バスは、伊那市の運営するバス路線で、伊那市長谷の戸台口から北沢峠までを約1時間で結んでいます。(バス停は戸台口、仙流荘、戸台大橋、歌宿、北沢峠)
 南アルプス林道は戸台大橋から北沢峠までの区間でマイカー規制が行われているため、北沢峠へはバスを利用するのが主な方法になっています。また、北沢峠からは南アルプス北部の主峰である甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳への出発点としても有名で、当日も多くの登山客で賑わっていました。
 さて、南アルプス林道バスに乗るには、戸台口や戸台大橋には駐車スペースがないため、350台の無料駐車スペースのある仙流荘からがメインになります。
 

 午前8時5分、定刻どおりに仙流荘(標高860m)を出発しました。南アルプス林道は道幅も狭く、無線で交信をしながら標高2032mの北沢峠に向けて進んでゆきます。
 このバスでは、運転手さんがガイドもしてくれます。南アルプスの山々のこと、林道バスの前に走っていた森林鉄道のこと、ジオパーク(後日紹介予定)のこと、紅葉の状況、尽きることの無い話と車窓の外に繰り広げられる紅葉に彩られた風景やジオサイト(後日紹介予定)などを見ていると、あっという間に時間が過ぎてゆきます。
 ちなみに、当日は林道脇にニホンカモシカがひょっこりと姿を現し、冬ごもりのための食事にいそしんでいました。
 
 
 さて、そんなバスはほぼ定刻の午前9時前に北沢峠に到着しました。北沢峠は登山のベースキャンプといった意味合いが強く、見晴らしはあまり良くありません。また、近くの遊歩道を散策してみましたが、針葉樹も多く、紅葉はあまり見られませんでした。
 

 これではレポートになりません。face07
 そこで、北沢峠から歌宿(うたじゅく)バス停(標高1680m)まで歩いてみることにしました。仙流荘で見たガイドによると6.3キロ、1時間半の道のりだそうです。

 歩き始め、視界が広がり始めると、南アルプスの紅葉が目の前に展開されます。初冠雪を記録した仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳と紅葉のコントラスト、鋸岳の山腹に広がる紅葉が楽しめます。
 
     

 また、見上げる景色や見下ろす景色にも目を奪われ続けますので、足元要注意!です。

 もちろん、林道脇の木々も紅葉し、鮮やかな色に溢れています。カンバやカツラといった黄色がとても印象に残りました。
 
 

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