い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

ちさんマンの活動報告~Part2~

皆さんこんにちは。作業着が正装、林務課のちさんうーまんです。

先月の南木曽町での土石流災害からさほど時間が経っていない今月19日、広島で集中的豪雨による土砂崩れで甚大な被害が発生しました。未だ行方不明者の方が多くいる中、長く続く降雨や土石で、思うように捜索活動が進められないようです。犠牲者の中にはまだ幼い子供もいました。本当に痛ましい災害です。また、北海道の礼文島でも大雨により土砂災害が発生して、2名の方の命が奪われました。
これら災害の犠牲になられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。避難生活を送ってらっしゃる皆様の健康も心配です・・・。

 

  局地的に被害が多かった今回の雨ですが、被害があった場所の地質にはやはり崩れやすい特徴があったようです。長野県にも多く分布していますが(特に伊那谷に多いです)、花崗岩が風化した地質は真砂土(マサ土)といってとても脆く、水を含むとドロドロになって流れやすい性質があります。
花崗岩は別名御影石とも言われ、火成岩の一種です。マグマから生成される石で、成分は主に石英と長石、黒雲母から出来ており、グレーと黒と白のモザイク状の模様をしています。また、硬いことから、昔から建物などに使われてきました。国会議事堂の外装は全て国内産の花崗岩だとWikipediaさんが言っていました。しかし、そんな硬い花崗岩も温度差の激しいところでは風化しやすくぼろぼろになってしまいます。これは、中に含まれる石英がすごく風化しやすい性質を持っているためもあります。
 避難場所の確認などで災害に備えるほか、地域ごとの地形や地質を知ることで、どこが危険な場所なのか確認することも、日頃の防災意識向上になるかもしれません。
 ただ単に学生時代、地学が好きだった私がお伝えする情報ですので、詳細はWiki先生等で調べてみてください。(私も引用しまくりですが↓)

花崗岩の岩塊が多い木曽山脈:仙涯嶺(Wikipediaより)

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 それからまたまたお知らせです!

来る9月18日、木曽文化公園文化ホールにて、長野県西部地震復興30周年シンポジウムが開催されます。今から30年前に王滝村を中心に起きた、長野県西部地震の復旧・復興を振り返って、有識者の皆さんによる議論によりこれからの地震災害への備えを考えます。

事前申込不要、入場料無料ですので、興味のある方はぜひ足をお運びください。

長野県西部地震復興30周年シンポジウム

県ホームページはこちら

 

お詫び

※長文のうえに、全く「活動報告」でない内容で、大変申し訳ございません。また、「ちさんマンの活動報告なのに『ちさんうーまん』ばっかだな、もうあなた『マン』で良いでしょ」等の感想も受け付けておりません。

 

 

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