平成２６年８月４日（月）に、伊那市高遠町にある高遠城址公園で、上伊那地区のみどりの少年団１７団が集まり、園内の緑に親しみながら団員同士の交流を行いました。

開会式では、桜の日本三大名所の一つで、長野県の天然記念物でもある高遠桜の深緑の下、伊那市役所高遠町総合支所長様から心温まる歓迎の挨拶をいただきました。

 
続いて、高遠北小学校みどりの少年団の代表児童による「緑の誓い」です。

約３００人の団員のみんなが見守る中、「緑を愛する心の輪を広げます」と声高らかに宣言されました。

 
午前のアクティビティーは、小さなグループに分かれての「名札づくり」からスタートです。

剪定した高遠桜の枝を利用した輪切りの板に名前を書いて、自分だけのオリジナル名札に仕上げていきます。

高遠の固有種である貴重な高遠桜の名札なんて、贅沢ですね。

最初は緊張気味だった子ども達も、徐々に公園の雰囲気に馴染んでいきます。

次に、「ウォークラリー」が始まりました。高遠城の謎を解きながら、園内各所に隠された５つのひらがなを探し出して並び替えると、一つの言葉になります。

最初の問題は、戦国時代の高遠城にタイムスリップ。武田信玄の子で、織田軍の激しい高遠攻めで壮絶な戦死を遂げた若き城主「仁科五郎盛信」に扮した桜守の西村一樹さんからの出題です。格好いい盛信公に、みんな、興味津々。