皆さん、こんにちは。
　寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。最近、ちょっとですが日脚が伸びたような気がしてうれしく思っています。

　上伊那地域のイベントやお出かけ情報をお知らせします。（商工観光課）

１．羽広獅子舞（伊那市）

　約４００年もの歴史を持つ小正月の伝統行事、羽広（はびろ）の獅子舞の奉納が１８日、伊那市西箕輪羽広の仲仙寺（ちゅうせんじ）で開催されます。

 　この獅子舞は五穀豊穣や家内安全を願う新春の行事として、毎年１月１５日に近い日曜日に行われています。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（提供：伊那市観光協会）

　獅子舞は日本各地で行われていますが、雌雄一対の獅子による息の合った「舞い合わせ」がこの羽広獅子舞の魅力とされています。

　舞は「剣の舞」や「豊穣の舞」など五つの舞で構成されていて、総称して「阿吽（あうん）の舞」と言われ、雄は勇壮に、雌は静粛に舞います。

　　　　一の舞　肇国の舞

　　　　二の舞　剣の舞

　　　　三の舞　豊穣の舞

　　　　四の舞　浄めの舞

　　　　五の舞　悪魔払の舞

 
（提供：伊那市観光協会）

 
　舞が奉納された後は、雌雄の獅子が二手に分かれて区内の家々を回り、「五穀豊穣」や「家内安全」などを祈念し舞を披露します。
　お昼前には「みはらしファーム」で開催する「せいの神」と云われるどんど焼き点火前にも舞があります。
　１６１３年（慶長１８年）に始まったとされる羽広の獅子舞。一昨年に４００周年を迎えた伝統の行事を ぜひご覧ください。