い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

伊那発!田楽座公演

先週から篠笛(しのぶえ)を習い始めた、魅力発掘探検隊rosaです。

篠笛といえば、獅子舞や神楽などで使われる、あの横笛です。

篠笛を吹くのは実に20年ぶりです。私事ですが、篠笛には忘れられない苦い思い出が・・・。

「さくらさくら」がようやく吹けるようになり、当時お世話になっていたアイルランド人夫婦の銀婚式のお祝いに演奏を披露したところ、こっちの方が吹きやすいわよと、息子さんが小学生の時に使っていたアイルランドの縦笛、ティン・ホイッスルをいただくことになってしまいました

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(上がティン・ホイッスル、下が篠笛です)

 

そんなにも聞き苦しい演奏だったかしらとショックを受け、恥ずかしさから篠笛を投げ出し、それっきりに。

今回、伊那市生涯学習センターで始まった篠笛体験教室で、このトラウマを乗り越えるべく再チャレンジ 私を含め10人の生徒は、初めての方から、祭囃子を吹いていた経験のある方まで、さまざまです。

講師は、伊那市を拠点に、太鼓や笛、唄や踊りなどの日本の民俗芸能の舞台を全国展開されている「歌舞劇団 田楽座」の座員の皆さん。

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(田楽座新聞と練習用の篠笛)

伝統芸能とはいえ、お祭り好きの若者たちが長野県を中心に日本各地の舞台を飛び回る、生きのいいプロのパフォーマー集団なんです。

全国から伊那に集まってくる若者が、日本の郷土芸能を学び、技を磨き、どんどん新鮮で楽しいパフォーマンスへと進化させていくそのパワーは、伊那谷の土地や文化のもつ力強さそのもの。

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初めての教室で、私の竹製の篠笛はキーが半音低いことがわかり、練習用に新しくプラスチック製の篠笛を購入。よく見ると、笛の横にキーの高さを示す数字が書いてあるんですね。プラスチック製の篠笛があることも、初めて知りました。ちなみに、お隣の方が持参されていた祭囃子用の笛は半音高く、やはり新調されていました。お手ごろ価格なのがに嬉しいです。

上の写真の「田楽座」の文字がデザインされた笛袋も、その可愛らしさから、あっという間に売れていました。楽譜のコピーもいただいて、練習への意欲も上がります。

まだ1回目ながら、田楽座の講師の皆さんの親切で丁寧な指導のおかげで、音を出すのが難しいと言われる篠笛を、レッスンの終わり頃には簡単な童謡1曲をなんとか全員で吹けるまでに

 

レッスン終了後、2月5日午後から伊那市生涯学習センター(いなっせ)の6階ホールで開催される「第12回 伊那谷伝統文化公演」のチラシをいただきました。

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そういえば去年の公演は、人気のため早々に前売券が完売し、泣く泣く諦めました。「おわら風の盆」と「伊那節」の共演ということで、故郷の富山と、第二の故郷とも言うべき伊那の、両方の芸能を同時に見られると期待していただけに残念でした。

今年の公演は「こきりこ節」が取り上げられるそうです。「ささら」という独特な楽器を奏でながら踊る、こちらも富山を代表する民謡です。伊那市生涯学習センター(Tel. 0265-78-5801)で入場券の申し込みができるので、今年こそはチケットを手に入れたいものです!

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