じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「うえだ城下町映画祭」自主制作映画コンテスト大賞受賞 金子雅和監督の最新作、映画『アルビノの木』が長野市、松本市で上映されます。

上田建設事務所のOです。

本日も、信州上田フィルムコミッションから「映画のまち うえだ」ならではのテーマを一つ。

みなさんは、毎年秋に開催される「うえだ城下町映画祭」をご存知でしょうか。

その名のとおり、映画にまつわるイベントですが、昨年20周年を迎え大きな話題となり、本ブログでも紹介させていただきました。

https://blog.nagano-ken.jp/josho/other/21640.html (第20回うえだ城下町映画祭が11月14日(月)から開催されます。)

上田ロケ作品の上映のほか、監督や役者さんなど映画関係者を招いてのゲストトークに加え、2003年からは若手映画制作者の支援を目的とした、自主制作映画コンテストも開催しています。

今回ご紹介するのは、当コンテストにて2度の審査員賞(2007年『すみれ人形』、2009年『鏡の娘』)と、2013年には『逢瀬』で大賞を受賞した金子雅和監督の最新作、映画『アルビノの木』(2016)です。

「長野松竹相生座・ロキシー1・2」と「松本CINEMAセレクト」で上映されます。

アルビノの木 - コピー

(c)kinone

主なロケ地は須坂市です。害獣とされる白鹿を駆除する若者の苦悩が、雄大な風景とともに描かれ、自然と人間との関係を改めて考えさせられる映画となっています。

金子監督の作品は、一貫したロケーションへのこだわり、きっちり計算された映像美、現代にひっそりと息づく不思議な物語を追う、エンターテイメント性の高い作風が評価されています。

「長野松竹相生座・ロキシー1・2」では4月29日(土)から5月12日(金)まで、「松本CINEMAセレクト」では5月3日(水・祝)に上映されます。

ぜひ、この機会にご鑑賞ください。

なお、上映時間、最新の情報は各ホームページをご覧ください。

http://www.albinonoki.com/ (『アルビノの木』公式ホームページへリンク)

http://www.naganoaioiza.com/ (「長野松竹相生座・ロキシー1・2」ホームページへリンク)

https://www.cinema-select.com/ (「松本CINEMAセレクト」ホームページへリンク)

このように、金子監督をはじめコンテストで受賞された方々が、将来の日本映画界で活躍されること、また上田ロケ作品を通じて、「映画のまち うえだ」が全国から注目されることを心から期待しています。

さて、このたびの上映館の一つ。長野市権堂アーケード街にある「長野松竹相生座・ロキシー1・2」ですが、実は今年100周年を迎える「上田駅劇」より歴史が古く、NHK長野放送局の『知るしん。』にて、「日本で一番古い映画館」として紹介されました。

以前、転勤で長野市に住んでいた頃、仕事帰りに時々立ち寄ったことが懐かしく思い出されます。

上映作品はマイナーなものが多かったからか、ふと周囲を見渡すと観客は「私ひとり?」というときもありました。

冬の時期は、紙コップで暖かいお茶のサービスがあり、シネコンとは一味違う小さな映画館ならではのおもてなしに感動したものです。

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