じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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地球を冷ます-打ち水大作戦-

水の日(8月1日)に、上田駅お城口広場で打ち水大作戦2014がありました。合図の後、浴衣姿のお姐さんやハッピ姿のうえだ環境市民会議の面々が、ひしゃくで高々と勢いよくあるいは控えめに、コンクリートブロックの地面に水を撒きました。浴衣や水を見ているだけでも涼しげな風景です。140801-01

さっき新幹線で到着したばかりの中国寧波市の高校生も飛び入り参加して、面白がって打ち水してくれました。中国寧波(ニンポー)市は上田市の友好都市なのです。打ち水は江戸しぐさにも数えられ、日本の夏の風物詩の一つですが、中国にも打ち水の風習があるのでしょうか。
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打ち水の水は、広場の中の水車を回している枡網用水の水を汲み上げて使いました。はしごを使った人力100%のご準備、大変お疲れさまでした。ご家庭の打ち水も、環境課的には風呂の残り水や野菜を洗った水などの使い回しをお願いします。
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さて、打ち水の効果ですが、水の蒸発の気化熱によって地表面では43℃から36℃へ7℃下がったほか、地上50㎝では36℃から35℃へ1℃低下、地上1mでは37℃のままでした。確かに効果がありました。水の力=自然の力はスゴイです。それだけでなく、イベント会場の周りでは、そよそよと心地よい涼風が吹いてきたような気がします。
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立秋を過ぎても、まだまだ猛暑は続きます。朝夕に打ち水をして、周辺の温度低下はもちろん、視覚や聴覚を含めて気分的にも涼しくなりましょう。暑い夏でも楽しんでしまう先人の豊かな知恵だと思った真夏の午前でした。水と緑と歴史をつなぎたい環境課のR生でした。

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