こんにちは、環境課のHKです。

５月３０日は語呂合わせで「ごみゼロ」の日でした。
各地で環境美化活動や、ごみの減量化などを啓発する行事がこの日に合わせて行われていますが、上小管内でもごみの不法投棄防止のために「ごみ無し地蔵」の設置を行いました。

「ごみ無し地蔵」は、ごみのポイ捨て防止のために長和町が始めたユニークな取り組みで、不法投棄の常習箇所に、ごみを捨てにくい環境にしようと木製の「お地蔵さん」を置いたもので、設置箇所ではポイ捨てごみが減少したという効果があり、その後、町内各地に広まっています。

上小地域廃棄物不法対策協議会（事務局：地方事務所環境課）では、この取り組みを上小管内で推進するため、昨年からごみのポイ捨てが多い地域の地元のみなさんや市町村と協力して、「ごみ無し地蔵」の設置を始め、５月３０日は、東御市本海野でごみ無し地蔵の設置式を行い、管内で１４体目のお地蔵さんが登場しました。　（昨年の設置の様子は、こちらです。）

当日は、東御市長、本海野区の区長、地方事務所環境課長が序幕を行い、新たな「ごみ無し地蔵」が披露されました。
序幕後のあいさつで東御市長からは、市としても環境美化運動を進めているが、観光地として有名な海野宿がある本海野地区にお地蔵さんを設置することで、ポイ捨てごみがなくなり、さらにきれいな東御市になってほしい。また、地方事務所環境課長からは、お地蔵さんが設置されたことにより、多くの人の関心が集まり、人の目が入ることによる抑止効果で、ごみのポイ捨てを防ぎたいと、その効果に期待が寄せられました。

過去に設置された「ごみ無し地蔵」は、頭巾を被せてもらったり、お供え物が置いてあったりと、どの場所も地域の方々に大事にされている様子が確認されています。

これからもお地蔵さんの効果と、地域の皆さんの御協力によって、ポイ捨ての無いきれいな上小地域になることを期待し、今後も不法投棄の常習箇所に「ごみ無し地蔵」を設置していきたいと考えています。

設置場所はこちらです。