じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小ふしぎ発見!?(その28)氷筍が上田市内で見られる!?

赤坂将軍塚古墳の氷筍 ミステリーハンター見習いのKです。

1月31日の地元紙「東信ジャーナル」に氷筍(ひょうじゅん)が上田市内の古墳にできているのを見つけたという記事(外部サイト)がありました。

氷筍は、「洞窟などの天井からしたたり落ちた水滴が凍り、積み重なってたけのこ状の氷塊になったもの」(デジタル大辞泉)で、単結晶で摩擦係数が小さいことから、以前、長野市のエムウエーブに人工氷筍が貼られたこともありました。

赤坂将軍塚古墳 氷柱は実家近くの小川によくできていましたが、氷筍は見た記憶がありません。そんな氷筍が上田市内で見られるというのに行かないわけにはいきません。ということで行ってまいりました。

場所は、上田市殿城の赤坂将軍塚古墳。前回のブログで紹介した「御座石」に出てくる「矢石」のある「良泉寺」の近くです。文末に所在地を書きましたが、「石矢」という字名も前回のブログで紹介した日本武尊の伝説に関係ありそうな名前です。

 道路から見える北斜面には雪が残っています。石室の入り口は反対側にあるようなので、回り込んで入り口で目を凝らすと地面に白く光るものが!

赤坂将軍塚古墳の石室入り口 赤坂将軍塚古墳の石室内で白く光るものは・・・

 頭をぶつけないよう気を付けて中に入ると、かわいらしい氷筍がありました!大きなものでも10cm程でしょうか。先端はたけのこのようにはとがっておらず、「もののけ姫」に出てくる「コダマ」のようにも見えます。

 赤坂将軍塚古墳石室内の氷筍 上:石室天井の水の滲み出した跡、下:その下にある氷筍 赤坂将軍塚古墳石室側面のつらら
左:1枚目の写真の氷筍を別角度から 中央上:石室の天井に残る水の滲み出た跡 右:石室側面のつらら
中央下:水の滲み出た跡の直下には氷筍が

 前記の記事では「大小5つほど」とありますが、もう少しあるように思います。ただ、かなり小さいので氷筍とは言わないのかもしれませんが。天井を見ると水の滲み出している跡があり、側面にはつららもあります。

 立春も過ぎ、氷筍を見られるのもあと僅か、お近くに行かれたら立ち寄られてはいかがですか。

■氷筍が見られる赤坂将軍塚古墳はこちら↓↓↓
所在地:上田市大字殿城字石矢1340番地

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