じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上小地域のそば -青木村の杜仲そば-

上小地方事務所のF森です。

今回ご紹介する上小地域のそばは、青木村産の杜仲の葉が入ったそばです。
杜仲(とちゅう)は、中国原産の落葉高木で、その葉にはビタミン、カルシウム、各種ミネラルが含まれているそうです。「杜仲茶」なんていうのがはやった時期もあり、飲んだことのある方もおられると思います。

青木村では、かつて養蚕の衰退に伴って桑畑を杜仲栽培に転換しましたが、中国産におされ、栽培は下火になったとのこと。平成21年になって、青木村の有志の皆さんが「青木NI(に)きたい会」を設立し、再び杜仲の栽培を始めました。

この杜仲の葉をパウダーにし、(有)各務製粉に委託して、パウダーを3%含む乾麺のそばを商品化し、4月18日から「道の駅あおき」をはじめ上小地域の農産物直売所などで発売になりました。

早速これを手に入れて試食してみました。
色はかなり黒く、乾麵としては細い方です。味は、杜仲のパウダーは3%しか入っていないということですが、杜仲の葉の匂いが結構します。何人かで試食したのですが、「杜仲の葉の香りがする」「苦いと思ったけどそんなことない」といった声がありました。手を抜いて市販のそばつゆを使ったのですが、それでも「おいしい」との評価が大多数です。よかった。これから、青木村の名産品としてどんどん売れればいいなあ。

なお、そばの商品開発やパッケージデザインなどは、県の工業技術総合センター部門にある「長野県地域資源製品開発支援センター」が支援したものです。ここは、こうした商品開発に関する支援だけでなく、長野県中小企業振興センターの「マーケティング支援センター」と連携して、販路開拓や販売促進も支援します。

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