じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小地域のそば -タチアカネ 新そばでそば打ちしてみました-

上小地方事務所のF森です。

 青木村産のそばタチアカネの新そばの粉が手に入りましたので、そばを打ってみました。
タチアカネは、生育途中で「花」ではなく「実」が赤くなる新品種です。前にこちらのブログで紹介しました。
最初の写真は、今年の9月初めに青木村で撮ったものです。白い花と赤い実がとてもきれいです。青木村では、来年から本格的にこのそばを売り出すことにしています。収穫したそばだけでなく、この見事な景観を多くの方に見に来ていただきたいと思います。

2枚目の左の写真、左がそば粉、右が真っ白いつなぎ用の小麦粉です。そば粉はあまり黒くありません。小麦粉と比べても若干黒いかなあという感じ。
今回は、二八(そば粉が8割、つなぎの小麦粉が2割)で打ちました。割に少ない水で玉になります。すべすべの肌になりました。

また、いつも打っているそば(信濃1号という品種)と比べると、弾力があるような気がします。のしたときに、信濃1号のようにスッと延びていかない感じが、若干ですがしました。ちょっと角が円いけど、きれいな四角にのすことができました。横80cm、縦150cm、厚み1.5mmと、教科書どおり。切りはまあまあ。少し幅にばらつきがあります。

茹でてそばザルに盛っていただきます。山口大根のおろしも薬味で付けます(こちらのブログをどうぞ)。色は、粉もそうですが、そばにして茹でてみてもそれほど黒っぽくありません。食感は、弾力があって、太めにのすと硬い感じがするかもしれません。このくらいの太さがちょうどいいような気がします。味には甘さがあります。おいしいです。「いつものそばよりおいしい」と妻は言っております。鰹節と昆布、干ししいたけで作ったそばつゆとよく合います。

この打ったそばを地方事務所農政課と農業改良普及センターの皆さんに食べてもらいました。そばの栽培から収穫まで、その道の専門家の皆さんの評価が心配でしたが、ご好評いただきました。打ちやすくて、おいしいタチアカネ。きっと、打つ人にも食べる人にも愛されるそばになると思います。

この数日前、青木村で試食をさせていただきました。木子里というお店です。古民家を移築したという店内には、囲炉裏もあります。

ご主人が打ったそば。十割と二八の両方をいただきます。薄くのして少し幅広に切ったそば。おいしくいただきました。写真が、照明のせいか緑色っぽく写っています。
来年の秋からは、「タチアカネ」の名前で、村内のそば屋さんなどで食べられると思います。是非行ってみてください。

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