じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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別所線途中下車の旅 別所温泉駅周辺(1) 美味だれ・麺・古刹

上小地方事務所のY夫です。

別所線途中下車の旅シリーズ、今回は別所温泉駅周辺です。3回に分けてお送りします。
前回までのブログ→ 下之郷駅 中塩田駅 塩田町駅 中野駅 舞田駅 八木沢駅

別所温泉は、言わずと知れた大温泉地。信州最古の温泉といわれています。多くの旅館やホテルのほか、共同浴場の「石湯」「大師の湯」「大湯」もあり、また、上田市の日帰り温泉施設「あいそめの湯」もあります。

今回は、「お湯」関係はパスして、ほかの名物を紹介します。


まずは、美味だれ焼き鳥とラーメンのおいしい
北向観音の南東側の参道を100mほど駅寄りに行った所にあります。
夜ともなれば、観光客をはじめ多くの人たちでいっぱいです。
今回注文したのは、まず焼き鳥。ここは、この地区で唯一、「美味だれで委員会」という美味だれ焼き鳥の認知度向上を行っている団体が認める「美味だれの店」です。焼き鳥の上に美味だれがたくさん乗っています。「乗っている」ということですから、液体ではなく、たれないポン酢のように「ジュレ美味だれ」。

次に、ラーメンを食べます。「中華そば」のほかいくつかの種類のラーメンがありますが、シンプルな中華そばをいただきます。鶏がらスープのしょうゆ味。まさに「中華そば」。いいですね。

 温泉街には、食堂が何軒もあります。うどん、そば、ラーメン、定食など多くのメニューを提供しています。ラーメンをいくつかの店で食べましたが、どれもシンプルなもので、結構レベルが高いと思います。
今回ご紹介するのは、北向観音の先をちょっと行った所にある「石湯」の向かいの日野出食堂。ここは、馬肉うどんが代表的メニューです。よく煮込まれた馬肉がしょうゆ味のうどんの上に盛られています。うどんもつるつるしていて私の好きな食感。

別所温泉駅近くには、北向観音や安楽寺といった古刹があります。北向観音と安楽寺は、「塩田平札所めぐり」の札所になっていて、このブログでも紹介しました(北向観音 安楽寺)。


 安楽寺の隣にある常楽寺も名刹です。平安時代の初め9世紀に開かれたということです。天台宗のお寺で、天台宗の別格本山という格式の高いお寺です。北向観音をお守りするお寺でもあります。
ここの本堂は、茅葺の立派な屋根のとても美しい形の建物です。
また、本堂の裏手には、国の重要文化財に指定されている石造りの「多宝塔」があります。多宝塔は、上下二重の屋根がある塔で、日本には、木造と石造りのものがありますが、石造りで国の重要文化財なのは、ここを含めて二つだけだそうです。

 最後に別所温泉駅を紹介します。
この駅は、当然のことながら別所線が開業した大正10年(1921年)に開設されました。窓口業務は、別所温泉観光協会に委託され、二人の女性駅長がはかま姿でお客様をお迎えしています(こちらのブログをどうぞ)。
また、駅の裏手には、昔走っていた人気の電車「丸窓電車」が展示されています(こちらです)。

別所温泉にはいろいろな魅力があります。「じょうしょう気流」でもいろいろ紹介していますので、ご覧ください。


別所温泉駅
住所:上田市別所温泉1853-3

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