じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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しなの鉄道途中下車の旅 西上田駅1 酒・ワイン・味噌・塩麹

上小地方事務所のF森です。

しなの鉄道の各駅周辺を紹介するシリーズ。前回の信濃国分寺駅の次の駅は「上田駅」ですが、ここの周辺情報は「じょうしょう気流」のいろいろなブログで取り上げていますので、今回は「西上田駅」です。2回にわたってお送りします。 これまでのブログ 滋野駅1 滋野駅2 田中駅1 田中駅2 田中駅3 大屋駅1 大屋駅2 大屋駅3 信濃国分寺駅

 西上田駅は、明治26年(1893年)に国鉄信越本線が全通し、長野方面から東京まで行けるようになってから17年後の大正9年(1920年)に開業しました。当時は「北塩尻駅」という名前でした。旧塩尻村(現上田市塩尻地区)は、蚕都と言われた上田地域の中でも、江戸時代から蚕種(蚕の卵)業の最大の生産地でした。その蚕の卵を首都圏へ運ぶため、熱心に駅設置が陳情され、この年ようやく開業に至りました。昭和31年(1956年)に現在の駅名になっています。
近くには上田西高校があり、生徒さん方の乗り降りで、朝晩にぎわうところです。ちなみに、高校のあるところは、昭和60年(1985年)まで県の蚕業試験場がありました。

 この駅近くを通っている国道18号線沿いの上塩尻地区にあるのが、味噌の醸造元でもあり、塩麹など麹製品も造り、なおかつ、経営者のご夫婦が二人とも「上田利酒師五人衆」という地元のお酒を扱う酒販店でもある原商店です。ちなみに、奥様は、上田市の情報満載のフリーペーパー「うえだNavi」の副編集長でもあります。
ここは、上田を初め信州の地酒は、利酒師ですから当然たくさん置いてありますし、東御市のワイナリー「リュードヴァン」のワインなど地元産ワインも並んでいます。

信州イゲタ味噌という完全手作りの味噌が入った桶がお店の中央に並べられています。塩麹や甘酒などの麹製品も人気で、塩麹は売り切れていることがたびたびです。長和町の「長門牧場」とコラボして、甘酒入りヨーグルトなんていうものも出しています。ほんのり甘さとさっぱり酸味が合わさったおもしろい飲み物です。

 次にご紹介するのは、日本酒でも、造っている方のお店です。沓掛酒造。下塩尻地区のこれも国道18号線沿いに酒蔵と直営店があります。
元禄年間といいますから、300年以上前に創業したたいへんな老舗です。「福無量」というお酒が代表銘柄です。でも、ここでは、前にブログでご紹介しましたが、地元塩田産の米を使った純米酒(こちらのブログをどうぞ)や、利酒師五人衆とコラボしたお酒(こちらです)、しなの鉄道を応援する日本酒(こちらです)といった、常に新しい試みをしています。女性の社長の元で、若い後継者の皆さんが、伝統を守りつつ新しさも作り出している、これからも楽しみな酒造会社です。

直営店でお酒を物色していたら、利酒師五人衆とコラボした日本酒「互」と原商店の「イゲタ味噌」の2種類のケーキが置いてありました。もちろん購入しました。

↓↓↓ 駅の場所はこちら ↓↓↓


住所:上田市下塩尻341-2
地図:

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