じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

世界遺産目指す黒耀石原産地遺跡群

地域政策課のコバです。

長和町のブランシュたかやまスキー場のすぐ近くに「黒耀石体験ミュージアム」があります。

割れ口が鋭く加工しやすい黒曜石は、3万年にわたり石器の材料として使用されてきました。この黒耀石は特定の場所でしかとれず、良質な産地である鷹山・星糞峠一帯には多くの人々が集った証として、大きな遺跡がいくつも残されています。
このミュージアムは、現在も発掘調査が続けられている遺跡の中にあり、黒耀石鉱山から発見された採掘抗の移設展示物や石器づくりとその流通の変遷の紹介等から、旧石器時代~縄文時代の様子を学ぶことができます。

年間16,000人ほどの見学者が訪れており、そのうち12,000人が体験メニューにチャレンジしていくとのことです。


体験室は3部屋あり、間仕切りを取っ払うと最大200人収容できます。


各室にプロジェクターが設置されていて、分かりやすい説明になっています。


体験室の天井を見上げると、いろんな仕掛けがしてあって、子供達を飽きさせません。


当初は体験メニューが少なかったのですが、リピーターが増えたことにより、現在では「石器づくり」「縄文織り」「彫刻」「勾玉づくり」等々・・20種類のメニューがあるそうです。
なお、教材は、ミュージアムの職員の皆さんのアイデア&手づくりですface02

信州黒耀石文化には、自然と共生する営みと希少な黒耀石資源を分かち合う相互扶助の心が見えます。この自然との共生・世界平和を伝えていくために、黒耀石の森に集う歴史遺産の担い手の育成に取り組み、将来的には世界自然遺産を目指すとのことでした。

ガンバレ!!星くずの里たかやま 黒耀石体験ミュージアム!icon22

小県郡長和町大門3670-3

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