じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

羊は、本当に大人しい -青木村の牧場まつり-

 地域政策課のYです。

 青木村では、一昨年(平成23年)から羊の放牧を行っています。県の地域発元気づくり支援金を活用して、遊休農地を整備した牧場3箇所で、現在は15~16頭の羊を飼っています。
 この日は、この事業を行っている管社(かんじゃ)里山ひつじ会がお祭りを開いてくださったので、どんなものかと参加してみました。

 外に出ていた羊は4頭。ほかのは、暑いからなのか、お腹がいっぱいになって寝ているのか、はたまた恥ずかしいのか、小屋に入っているようです。
 羊は、本当に大人しいですね。写真を撮っても、犬のように吠えるでもなし、こちらに向かってくるでもなし(昔、美ヶ原の牧場で牛に追いかけられたことがあります)、黙って撮られるままにしています。このあと、恥ずかしそうに小屋に入ってしまいましたが。
 かく言う私は、未年生まれのおひつじ座。「大人しい」の2乗です。144人に1人の存在?こういう人間ばかりなら、世の中に争いはないと思うんですがねえ。
 この4頭、その後はまた外に出たくなったのか、牧場を駆け回っていました。と思ったらすぐ止って草を食べます。よく食べるねえ。野菜だから体にはいいかも。炭水化物を食べる前には、野菜とたんぱく質を摂らなければ血糖値が上がりますよ。
 会によると、雑草をよく食べてくれるので、雑木が生えることもないし、最小限の草刈で管理できるとのこと。牧場周辺の農地は野生鳥獣被害も減少しているそうです。

 で、お祭りですが、青木村のシンボルの一つ「子檀嶺岳(こまゆみだけ)」の登山口の近くにある登山者休憩所で行われました(山の登山レポートをこちらのブログで書きました)。

 休憩所の裏、牧場のすぐ下の広場で開演。北村村長さんも来賓祝辞です。

 焼肉や豚汁の振る舞いもありました。羊の肉かと思ったら、牛でした。よかった! 羊だったら、目の前に仲間たちがいるのに食べられなかったでしょうねえ。

 牧場の端にはウサギ小屋もありました。かわいい子どもたちが夢中になって見ています。
 会では、今15~16頭の羊を40頭くらいまでは放牧できると考えているとのこと。でも、ほかの地区でも飼えるようになればもっといいですね。遊休農地の解消につながるし、野生鳥獣の被害も減る、肉も食べられる(本当は食べてほしくないけど)。観光にもつながるでしょう。期待しています。

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