じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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別所温泉外湯巡り 3つの風格ある建物でお風呂に入ります 1

商工観光課のF1号です。

別所温泉は、信州で最も古い温泉とも言われています。日本武尊の東征のときに発見されたとか、平安時代に書かれた「枕草子」に出てくる「七久里の湯」がそうではないかといった説があります。
そんな別所温泉には、たくさんの温泉旅館がありますが、外湯もいいのがあるんです。日帰り温泉施設としては、あいそめの湯という大きなお風呂のある近代的な施設がありますが、建物からしてちょっといい雰囲気の外湯が3つもあります。一回りしてご紹介します。


 最初は、北向観音の近くにある大師湯(だいしゆ)」です。平安時代、比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が北向観音建立のためこの地においでになったとき、好んで入浴されたのでこの名が付いたとか。だから相当歴史があるんです。そのときにはあったんですから。
お風呂は、3つの外湯の中では一番小さいですね。タイル張りの浴室に馬蹄形の湯船があります。この日は、午後、お客さんの少ないときを見計らって行きましたが、常連さんと思われるどちらかというと年配の方が多くおられました。


 次は、大師湯からさらに温泉街を奥に行ったところにある石湯(いしゆ)」。立派な屋根の建物の前には「真田幸村公隠しの湯」と書かれた票石がありました。池上正太郎氏の筆なんだそうです。氏の書かれた「真田太平記」の中で、石の間から湧き出す温泉の中で幸村公が女忍者と結ばれるという場面があって、そんなことから票石が置かれたのでしょうか。
湯船は、その名のとおり石に囲まれています。建物は、3つのお湯の中で比較的新しいんでしょう、浴室もそんな感じがします。ちょっといい雰囲気。たまたま一人だけだったので、ゆっくりお湯に浸ります。幸村公の雰囲気にはなれませんけどね。

 石湯から北向観音の方に戻っていくと、大師湯の横に甘味処があります。2つもお風呂に入って喉も渇いたので、少し休憩。
ここは、旅館の柏屋本店がやっている甘味処です。お茶やコーヒーなどの飲み物のほか、甘いお菓子などをいただけます。カキ氷もあって、あとから入ってきたご家族連れが頼んでいました。私はというと、入口のところに発芽コーヒーの張り紙を発見。発芽コーヒーは、上田市の会社が世界で初めて開発したコーヒー。コーヒー豆を発芽させてから乾燥・焙煎したもの。香りがよくてまろやかで飲みやすいです。砂糖やミルクを入れずにブラックで飲みます。あいそめの湯で豆を売っていて、家でも飲んでいます。詳しくはこちらのブログをご覧ください。

ここで休憩をして次へというところで、湯あたりしてはいけないので、レポートは次回にいたします。

↓↓↓ 外湯の場所はこちら ↓↓↓


大師湯
住所:上田市別所温泉1652-1
地図:

石湯
住所:上田市別所温泉1641
地図:

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