じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

上小の里山歩き⑤~上田市「独鈷山」編

みなさん、こんにちは! 地方事務所環境課のサイクリストKです。

上小地域の里山を散策するシリーズ5回目は、上田市の「独鈷山(とっこさん)」の紹介です。

登山口は4つあるそうですが、今回は「西前山」コースを選択。登山口「塩田の郷マレットゴルフ場」の東側にあります。

登山口に向う途中、塩田平に広がるの田んぼの間から「独鈷山」方面を眺めると、鋭い峰がいくつも見えて、ちょっと手ごわそうに見えますね・・・(笑)

さて、登山道に入ると「頂上まであと100分」という看板がありました。 この後、90分、80分と10分刻みで頂上まで看板が現れますので、いい目安になります。

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序盤は、沢沿いの林道歩きになります。しっとりとした空気に、カサカサと落ち葉を踏む音が心地よいです。途中で現れる大きな岩が積み重なっている滝は「不動滝」苔の生した岩は、暗い林の中でちょっと神秘的な雰囲気です。

不動滝を過ぎると、徐々に勾配がきつくなってきます。登山道の周辺には、大きな岩がゴロゴロと現れ、祀られている岩もあります。

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また、行く手を遮るように登山道の真ん中にもいくつか岩があり、ロープを使ってよじ登ったりと、変化のある登山を楽しめますよ。(笑)

ジグザグと続く、急な坂道をクリアして稜線に出ると、北側にこれまた大きな岩が現れます。「だるま岩」と呼ばれているそうで、岩の裏側に回ると・・・素晴らしい眺めが現れました!

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眼下に「塩田平」が一望できます。先ほど見上げた「峰」のどれかに登ったのかな?西側には、野倉の「女神岳」、青木三山の「夫神岳」「子檀嶺岳」がすぐ近くに見えて迫力あります。

振り返ると、いよいよ独鈷山の山頂が見えてきました。 さあ、あと一息!

やがて「独鈷山の山頂(1266m)」に到着です。

いや~、いい眺め~! 周囲に高い山がないので、360度の大パノラマです。

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塩田平から市街地、その向こうには太郎山。 菅平から湯の丸高原、浅間山、佐久方面までずっと見渡すことが出来ました。

で、お約束の「山頂カフェ」タイム。 来る途中に塩田のツルヤで買った「バゲットサンド」をいただきます。ちなみに、パンの後ろに見えるのは、左が「蓼科山」で右が「美ヶ原」の台上です。 周囲の景色を眺めながらいただくコーヒーとおやつは格別ですね!

この日は風もなく、ポカポカとした秋晴れで、山頂も自分一人だけだったので、ゆったりと休憩できました。ずっと眺めていたい、素敵な景色を楽しんで大満足です。

さて、帰り道ですが・・・

落葉後の登山道は、落ち葉が堆積していて滑りやすいのでご注意を! 自分は3回ほど滑って尻餅を・・・(笑) また、里山は登山道が分かりづらい場所が多いので、迷うこともあります。

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林の中は、落ち葉で足跡が消えてしまって、下っていると道がいくつもあるように見えてしまいます。 上の画像では、真っ直ぐに降りるように見えますが、実は右に降りるのが正しい方向だったりして・・・。 登山道には、所々に「リボン」「ペイント」目印がついていますので、時々、遠くを見て、目印を確認しながら歩くことをお勧めいたします。

さて、今回の「独鈷山」トレッキング。 見た目は急峻な峰続きの険しい山ですが、登山道も整備され、山頂までのカウントダウン看板もあって、思ったよりも上りやすい山でした。

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