北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信は鉄の土地?

環境課のKです。先日、「水路に油膜が浮いている」との通報を受け、「すわ!油の流出事故か?」と、早朝から管内の通報現場に向かいました。

するとそこでは油の臭いがしない膜状のものが水面を覆っていて、水を汲んでみると、その虹色に光る膜のようなものは静かに割れました。

そう、これは環境課職員の間では有名な「鉄バクテリア」です。

DSC_0039.cleaned.cleaned

この膜状のものは鉄バクテリアの分泌物で、本体はその下にある茶色い水綿状のものだとも言われていますが、詳細はわかりません。水面にこの膜状のものが浮く現象は、水路が赤くなるような鉄分の多い土地の周辺で時々見られますが、ネットで検索してみると、話は広がり、古代から日本人と鉄の関係が深いことがうかがえます。

水綿状のものは「ソブ」と呼ばれたり、古代から近世にかけては、このソブを集めて「たたら製鉄」と呼ばれる手法で鉄を生産していたとか、鉄を意味する言葉は数多く、サヒとかサム、ソホ、ソブといったものが付く地名は鉄に関係があるとか、そうした研究が紹介されているサイトもあります。そういえば融雪用の地下水で道路が錆で赤く染まっている飯山市には、「ソブの池」というきれいな池があったり、「寒川(サムカワ)」という地名もあったりするので、昔は鉄と関係が深かったのかもしれません。

 

さて、今回は油の流出事故ではなく大事には至りませんでしたが、これからの季節、油漏れ事故が多発します。

  • 灯油を小分けするときは、その場を離れない
  • ビニールハウスでは、雪が積もる前に灯油などの配管が傷んでいないか確認する
こうした注意で、油の流出事故をなくしましょう。

 

LINEで送る

このブログのトップへ