こんにちは。

地域政策課のがっちです。

長野県では、秋の農作業による事故を防止するため、9月15日から10月14日まで

「秋の農作業安全運動月間」が実施されています。

皆さんは年間で農作業中の事故が何件あるか知っていますか？

なんと、長野県内では農作業中の事故により、死亡事故だけでも毎年平均10名もの尊い命が失われています。

特に、今年はすでに死亡事故が15件を超えており、まさに緊急事態です！

→　「農作業事故死亡状況」 

こうした実態を受け、「秋の農作業安全運動月間の啓発」と「農作業事故防止」を呼びかけるため、

月間初日である9月15日（木）に「農業機械士・トラクター行進」が行われました。

当日は、北信合同庁舎の駐車場において、中野市立平岡保育園の年長児35名と

ライポくん（長野県警察マスコットキャラクター）の応援のもと「出発式」が執り行なわれました。

普段は間近で見ることの少ない大きな農業機に園児たちも大興奮。

大人の背丈ほどもあるトラクターの後輪は大迫力で、ちょっとコワイくらいです・・・。

作業中は運転者も周りの人も注意が必要だと改めて感じました。

その後は、ライポくんと平岡保育園の園児たちの声援を受け、

先導車とトラクター6台が中野市内（約7km）を行進して啓発活動を行いました。

農作業事故は「高齢者や不慣れな方による事故」の割合が非常に高くなっており、

トラクター運転中の死亡事故原因の9割は「横転・転落」によるものとなっています。

→　「トラクター運転時のポイント」