農地整備課のNです。4月29日に白馬村の青鬼集落の棚田へ水を供給する山腹水路、青鬼堰（あおにせぎ）の水路清掃が行われました。

毎年、地域振興局農地整備課も参加しているイベントです。（リンク：過去の記事　） 水田に水を引く前に、水路に溜まった落ち葉などをスコップ、じょれん等で取り除く作業を行います。

一冬越した水路にはたっぷりと落ち葉がたまってるので人手がないと重労働となりますが、毎年、信州大学の先生と多くの学生、ボランティアの方々が作業を手伝ってくれます。

人手の少ない集落では心強い助っ人です。

基本的に急峻な山腹の水路なので危険です。落石にも気を付けてわっせわっせと作業を行います。

作業の途中では青鬼堰の構造や集落の歴史などを地元の方から教えてもらう時間があり、学生のみなさんも聞き入っていました。

作業を終えた帰り道、桜やコブシの花が綺麗に咲いていて、青鬼集落ごしに見る北アルプスに癒されました。

青鬼集落はコアなファンなら知っている景勝地で、観光客やカメラマンも大勢訪れるそうですが、良い撮影場所を求めて水田の畦畔など地元の方が立ち入ってほしくない場所まで行ってしまう人もいるそうです。

撮影をする際には、地元の方の許可をとるように心がけましょう。

県HP青鬼紹介：大北の棚田（青鬼）