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【ないものはないまちの取り組み】北アルプス連携自立圏の地域おこし講演会に参加しました

北安曇地方事務所地域政策課大町市駐在のОです。

11月26日(土)に大町合同庁舎で開催された北アルプス連携自立圏の地域おこし講演会に参加しました。

講師の島根県隠岐郡海士町長 山内 道雄さんから、「ないものはない~離島からの挑戦~」をテーマに、
島根県の沖合の人口2400人の島である海士町での取り組みをお聞きしました。

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平成14年から町長を務める山内さんは、両親がIターン者でしがらみがなかったことから、町の古い体制を打破し、過疎化、高齢化、財政悪化が進む町の立て直しに力を注ぎ、都市部で売れる「島ブランド」の確立により産業を活性化させ雇用の創出に取り組んでこられました。

山内町長からは、「海士町はチャレンジ事例であって、成功事例ではない」との話がありましたが、移住者は町の約2割を占め、各学年1クラスとなり廃校寸前だった島唯一の高校には、全国24都道府県から生徒が集まっているとのことです。

山内町長は、1時間30分を超える講演で、立ったまま休まず水も飲まずに話をされ、伝わってきたのは町長の熱さと町への想いです。この熱さや想いが、役場を変え、町全体を変えていったのだと感じました。

「地域おこしがうまくいっていないところは、本気になっていない」
「失敗するのはよいが、何もしないのが一番いけない」
などの格言にあふれた講演会でした。

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会場には約100人が集まり、参加者からは「ワクワクしながら聞けました」、「町長のリーダーシップに脱帽」、「自ら身を切ることから始めて、役場職員、住民の意識を変えることができた。」など大変参考になったとの声が寄せられていました。

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