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酒蔵ニーズに応える大北産高品質酒米づくりプロジェクト~三位一体の取組で酒米の品質向上~

北安曇地域は、耕作面積の約9割が水田で、お米栽培の盛んな地域です。
「美山錦」という長野県で一番メジャーな酒米の、県内生産量の約6割は北安曇地域で生産されています。

酒蔵も
大町市に3蔵(【北安大國】北安醸造(株)・【白馬錦】(株)薄井商店・【金蘭黒部】(株)市野屋商店)
池田町に2蔵(【大雪渓】大雪渓酒造(株)・福源酒造(株))
そして、長野県酒造組合の搗精(お酒用のお米を磨く施設です)工場も大町市にあります。

何よりお酒を仕込むお水は、北アルプスのおいしいお水です。
まさに!!!日本酒天国や~♪

平成27年度から酒蔵、生産者、普及センター等、三位一体となり、品質の高い、酒蔵のニーズに合う酒米を生産しようと、北安曇地域の酒米の品質向上プロジェクトに取り組んでおり、酒米の品質向上に向けた栽培試験を行っています。

稲は、植えてから徐々に茎(分げつ)を増やします。
植えるときの苗の状態や、水管理を変えることで、茎数を調整し玄米品質への効果を確認するため、6月29日に生産者や松川村営農支援センター、普及センターとで調査を行ってきました。

田

 

 

 

 

 

 

(茎数、草丈などを測っています。)

今後、この秋に実る酒米の品質調査、そこからお酒を醸造し、日本酒としての品質を見ながら、おいしい日本酒生産に向け、みんなでプロジェクトを進めていく予定です。

~四季折々の自然と良質な原材料という条件を兼ね備えた本県は、酒造りの適地であり、清酒の蔵元やワインの醸造所等が多く所在している。そこで働く杜氏や醸造責任者などの知恵と技が注がれ、ふるさとに生まれた地酒は、高品質で個性豊かな魅力にあふれた貴重な地域資源である。さらに、酒は百薬の長とも言われるように、適量の飲酒は、健康の増進にもつながり、おいしい、楽しい、うれしい、心地よい酒は、人々の生活に豊かさと潤いを与えるものである~
(信州の地酒普及促進・乾杯条例抜粋)

皆様に、よりおいしい北安曇産のお酒が楽しんでいただけますように…。三位一体となってがんばっています。

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