信州ジビエ みなさん、鹿肉って食べたことありますか? 鹿肉をはじめとする野生鳥獣は、フランス語で"ジビエ"と言い、ヨーロッパでは高級・グルメ食材として親しまれています。 自然に恵まれた信州は、そんなジビエの宝庫。このブログでは、鹿肉を中心としたジビエのおいしさと魅力をつたえていきます。

信州ジビエ

みなさん、鹿肉って食べたことありますか? 鹿肉をはじめとする野生鳥獣は、フランス語で"ジビエ"と言い、ヨーロッパでは高級・グルメ食材として親しまれています。 自然に恵まれた信州は、そんなジビエの宝庫。このブログでは、鹿肉を中心としたジビエのおいしさと魅力をつたえていきます。

レシピ13 鹿背肉のステーキ

■特色・ポイント
◇フランスの冬の季節料理のひとつで、古典的な料理です。
◇県産赤ワインをたっぷり使ったソースで鹿肉を美味しくいただけます。
◇自然の森の恵み「鹿肉」は力を与えてくれます。


■材料 4人分
・鹿肉(ロース) 400g
・塩・コショウ 少々
・小麦粉 少々
・バター 60g
・コニャック 30cc
・ソース(A)
  グランブヌールソース 150g
  生クリーム 60g
  グランマニエー酒 20cc
  付け合せ野菜 適宜


■栄養成分表示 (一人前当たり)
エネルギー 330kcal たんぱく質 25g


■つくり方
1 肉を約1cmの厚さにカットし、塩・コショウを振って小麦粉を薄く付けます。
熱したフライパンにバターを溶かし、泡立って焦げ始めたら中〜弱火で肉を焼き始めます。
途中で肉を返しながら、フライパンの焦げバターを回し掛けながら焼き、メディアムウェルに火を通します。
2 油脂を捨て、コニャックでフランベ(火をつけてアルコール分を飛ばす)します。
3 グランブヌールソースを焼いたフライパンに入れ、生クリームを加えて味を調え、仕上げにコニャックとグランマニエー酒をたらします。
4 皿に肉と野菜を盛り付け、ソースで肉全体を覆うように掛けます。


グランブヌールソース

■材料
・鹿の骨(粗切り)・スジ 1.5kg
・サラダオイル 120cc
・玉ねぎ(1.5cm粗切り) 300g
・にんじん(1cm角切り) 250g
・セロリ(1cm角切り) 150g
・ワイン酢 200cc
・赤ワイン(750cc×3本) 2.2?
・パセリ軸 5本
・杜松(ジン)の実 10粒
・月桂樹(ローリエ) 2枚
・タイム 2本
・フォン・ド・ヴォー(市販品) 2kg
・すぐり(グロゼイユ)ジャム 60g


■つくり方
1 鹿の骨、スジを10cmくらいに切ります。
2 サラダオイルを引いて熱したフライパンに骨とスジを乗せ、オーブンで上下を返しながらローストします。
3 骨・スジがとび色に焼けたら、玉ねぎ、にんじん、セロリを加え、オーブンで野菜が色付くまでローストします。
4 焼けたらオーブンから出して、フライパンの油を切り、ワイン酢を注いで加熱します。
酢は煮立て、ほぼなくなるまで蒸発させます。
(焦がさないよう注意してください)
5 材料をフライパンから深鍋に移したら、赤ワインを注ぎ、ジン、ローリエ、タイムを加えて加熱します。
沸騰し始めたら弱火にして、2時間コトコト煮込みます。
6 ワインが煮詰まって鍋底に残っている状態にフォンドヴォーを加え、再び加熱します。
沸騰し始めたらアクを取りながら約30分煮込みます。
7 煮込んだフォンを漉し、再び加熱して沸騰させ、アクを取りながらソースの濃度を調整します。
最後にすぐりジャムを加えます。


PDFファイルはこちら(A4・1枚)

長野県 ・ (社)長野県調理師会

このブログのトップへ

このブログや記事に関するお問い合わせ窓口

営業局
TEL:026-235-7249
FAX:026-235-7496